ドンテックHPは新車以上の輝きと耐久性を実現する、バフ目を出さない北海道最上級の車磨き専門店です。

オーナーのブログ

Q&A

このQ&Aは、1998年9月に通産省の依頼でモービルクリーンベース社の高木靖夫代表を通して通産省に提出したものです。
30年以上の長い間、研究してきた目から一般ユーザーが、正しくコーティングの良し悪しを判断できるようにという発想から質問と答えをまとめたものです。

ご質問

ご質問に対する回答

  • A.1 一年間持つコーティング処理は、ほんとうですか?

(1) 水洗いだけで汚れを防止したり、撥水が一年間も維持することは、ありえません。
(2) 1〜2ヶ月に一度は、メンテナンスをしてください。
(3) レジンで2〜3ヶ月ごとにメンテナンスすると塗膜安定し一年後には、高品位に改質され、続ける限り何年でも維持出来ます。

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  • A.2 撥水の持続力は、平均何ヶ月?
種  類 ドンテック処理 固形ワックス 水性ワックス
ソリッドカラー 白 2〜3ヶ月 1ヶ月 2週間
ソリッドカラー 黒 2週間 1週間 1雨
メタリック 白 1〜2ヶ月 2〜3週間 1雨
メタリック 濃紺 1ヶ月 2週間 1雨

高品位塗装の場合、撥水期間が上記期間より長くなります。

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  • A.3 コーティング処理は、撥水させない方が良い?

(1) 雨の日は、誰もがコロコロの水玉を見て楽しくなる。コーティング剤に使うポリマーのアクリル樹脂を塗っても撥水しないための言い逃れです。
(2) 水玉のレンズ効果で塗膜を傷めるため撥水しない方が良いと言っても、納得しない人の方が多い。

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  • A.4 新車以上のコーティング処理は、あるの?

(1) 新車時の塗膜が、最高です。下塗りの焼付け温度は、160〜170度、上塗りの焼き付け温度で130〜140度です。車が、出来上がってから,せいぜい100度でしか焼き付け出来ないため同じ硬さには出来ません。
(2) 新車表面の硬さは、高級車で2H〜3H、普通車、軽自動車でFです。(鉛筆の硬さ HB、F、H、2H、3Hと硬くなります)
(3) 新車表面に10〜15μ(ミクロン)のホーロー層という硬い層で出来ている。出来るだけこのホーロー層を維持することが、塗装を長持ちさせる方法です。

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  • A.5 新車時のコーティング処理は、必要なの?

(1) ホーロー層を保護するための処理は、必要です。大部分の車は、ノンポリッシュ塗装のため白く幕を張った状態です。本来のピカッとした塗装にするための肌調整は、必要です。その際、バフ目を付けないで磨けるドンテックパッドが、最適です。
(2) 但し、5〜10μの深さまでシングルポリッシャーで削るコーティング処理方法は、避けた方が良い。
(3) 一旦、ホーロー層を削ってしまったら、コーティング剤が取れる1〜2ヶ月後は、塗装が荒れて、水アカが付き易くなり、撥水力も持続せず、変色してきます。この場合、早め早めのメンテナンスが、必要です。

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  • A.6 テフロン加工を常温で出来るの?(テフロンは、デュポン社の登録商標です。)

(1) 一般にテフロン加工というとフライパンのテフロンを連想します。900度以上の高温でしか溶解せず常温で溶解して密着させることは、不可能です。
(2) テフロンは、学術名を四フッ化エチレンモノマーといい、俗名でフッ素樹脂ともいう。
(3) このフッ素樹脂は、通常2〜3μのパウダー状になっています。これを塗装面に密着させるバインダーという樹脂に分散させて塗る方法しかありません。
(4) この白い粉は、分散させても安定が悪く、すぐ飛び出してしまい撥水の持続が、悪いのです。

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  • A.7 塗装の厚さは、どのくらい?

(1) 高級車で120〜170μ。その内、表面の上塗り塗装は、50〜60μです。普通車で100〜120μ。その内、上塗り塗装は、30〜40μです。軽自動車及びワンボックス車で80μ前後で、上塗塗装は、20〜30μです。
(2) 外車、特にヨーロッパ車は、※硬質エナメル系塗料を使い一回の塗膜が極めて薄く塗り高品位に仕上げています。全体で80〜120μでも高級感があります。アメリカ車も高品位に仕上げ、表面を硬くしています。
※BMW3〜5シリーズのシルバーメタリックは3H〜4Hの硬さがあり、コンパウンドでは磨くことはできません。白くキズ付くだけです。
(3) 世界的に、高級車に水性塗料を使い、薄めだが、7〜10層と高品位に硬く仕上げる傾向にあります。この事から、塗装が酸化して劣化していないのにムリに塗膜を削る方法できれいにするやり方は、避けるべきです。

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  • A.8 最近、5〜10μの厚さでコーティングして塗装を保護する処理は、本当?

(1) 一度に、5μ以上の厚みでコーティングする方法は、吹き付け塗装で、焼き付けない限り密着しません。常温硬化型の固形で塗っても0.5〜1μの厚みを出すのが精一杯です。
(2) 従って、液体のコーティング剤で2〜3μ塗れるとか4〜6ヶ月効果が、持続することは、ありません。 ※サランラップの厚みが約18μです。

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  • A.9 フッ素樹脂塗装車は、四フッ化の塗装と違うの?

四フッ化は、白濁してクリアにならないので使えません。一般にフッ素樹脂塗装車は、三フッ化樹脂で撥水しません。透明で、耐候性が良いというだけでイメージが、先行しています。

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  • A.10 コーティング処理の値段は、いくらが妥当か?

(1) 一般に、ガソリンスタンドは、1〜2万円。カーディーラーは、3〜5万円。専門店は、5〜14万円程度です。
(2) この違いは、作業の内容と仕上げ方で差が出ます。手作業や簡単ポリッシャーで短時間に仕上げる方法が、スタンドで多く見られます。回転式ポリッシャー及びダブルアクションポリッシャーを使いバフ目まで取って鏡面仕上げをしてからコーティング処理するフルコースが、専門店です。
(3) 但し、キズを取るのに10μ削ったから10万円とか20μ削ったから完ぺき仕上げで20万円とか、その時だけしか考えない業者は、避けた方が良い。
(4) 最初は、高くても、メンテナンスを1〜2ヶ月に一度キチンと処理してアフターケアが、しっかりしている業者が、長い目で見た場合、お得です。

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  • A.11 酸性雨から守るには、どうしたら良いですか?

(1) 雨、雪、露、等が降った後、早めに水洗いして下さい。そのまま放置しますと、どんどん塗装の中に入り込み酸化させダメージを大きくします。
(2) 耐候性のあるフッ素レジンでコーティングしておくと相当期間防げます。
(3) きれいにしようとしてあまり濃い洗剤を使うとかえって逆効果になります。

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  • A.12 膜厚計で判断できる?

乗用車で80μが、要注意ライン。ワンボックス車で70μが、要注意ラインです。それ以下は、ポリッシャーを使わない方が、無難です。

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  • A.13 フッ素レジンは、なぜ二度塗りが必要か?

(1) どんなに塗装面を鏡面仕上げしても、凸凹があります。一回目でその凸凹を埋め、足つけした形にしてから二度目で本当の鏡面仕上げになります。
(2) 光沢、撥水、持続力が、増し高級感が出ます。

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  • A.14 光沢計は、使えるの?

(1) ソリッドは、正確に出ます。メタリックは、乱反射するため大体の目安しか計れません。
(2) 光沢の数値をグロスと呼びます。
(3) 工場で塗装したばかりの光沢を100とすると、工場で6日以内で90、工場で9日経過した状態で82、ショールームに展示して6週間経過した状態で80と、空気(酸化)太陽光(紫外線)などで劣化していきます。

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  • A.15 コンパウンドで削って大丈夫なの?

(1) コンパウンドの目的は、板金屋さんが、下塗り、中塗りをした後、表面を平にするための粗削り材料です。
(2) 荒目、中目、細目、極細、と下地を作る目的です。超微粒子だけが、上塗りの仕上げ用として存在しているだけです。
(3) 出来上がった塗装にキズを消すためと言って、下地用コンパウンドを使えば、相当深くキズが入るのは当たり前です。
(4) コンパウンドを使う状態は、長年乗って、塗装が酸化して変色して来たとか、洗車機のキズが目立つのでそれを消したいとか、よっぽどのひどい状態でない限り使わない方が、良い。
多くの磨きやさんがゴム部やエッジ部分にマスキングテープを張ったり養生をするのは、削り取れたり下地が出るのを防止するためです。
PROでは、マスキングをしなくてもゴム部やエッジ部分を不用意に削ることがありません。

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  • A.16 コンパウンド以外にきれいにする研磨剤は、あるの?

(1) ファインセラミックをベースにした研磨剤を使えばキズを取りながら鏡面仕上げが、出来ます。
(2) 平均粒度は、1μ以下で出来ており、高級車でも安心して使えます。
(3) PROの研磨剤は、肌調整剤といって、コンパウンドとは、区別しています。もともと、出来上がった塗装を、いかにキズ付けずに磨くかを目的とした考え方で作られているからです。

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  • A.17 なぜバフ目は、でるの?

(1) いろいろ説はありますが、一般的には、シングル回転ポリッシャーで磨く際、高温になります。塗装面が伸び、その時出来た回転キズの凹凸が、後になって冷えて収縮します。その時、塗装の性質上キズが、浮かび上がって見えるからです。
(2) 熟練のプロは、わざとバフ目を浮かび上がらせ再度、磨くとバフ目が消えて再発が、防げるワザを持っています。そこまでの職人は、全国で何人もいません。

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  • A.18 バフ目を誰でも、簡単に消す手段は、あるの?

(1) あります。開発して特許を出願しました。
(2) パワー(トルク)のあるミドルアクションにPADを付け、肌調整剤で磨くと、バフ目が、出ないばかりか、後々出て来ません。

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  • A.19 コーティングの厚さが、5μ〜10μと厚い方がいいの?

(1) 一部の業者が、うちは、5μ以上の厚さに塗れるとか、うちは、10μの厚さに出来るとか、宣伝していますがそんなに厚く塗ったら、透明なクリヤー塗料でない限り、白くなったり、黄色くなったりして、きれいに仕上がりません。
(2) せいぜい、0.5〜1μまででごく薄く、硬くなる高品位に仕上げるのが、理想です。その後は、メンテナンスで補強するのがよりきれいに仕上がり、撥水も保てます。
(3) クリヤー塗料で1μの厚さで一台仕上げるのに原液で200ml必要です。塗って拭き上げる方法だと半分以上拭き取れるので約600ml、固形で約100g必要です。

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  • A.20 水垢取りをしたらかえって水垢が、付く様になったのは、なぜ?

(1) 生産者は、すぐ、水垢が取れるようにコンパウンドの粗目を使うとか、ノンシリコン、ノンコンパウンドの場合は、強い有機溶剤を使い塗装面を溶かして取る方法を考えます。
(2) いずれも、塗装面を荒れた状態にしてしまうため汚れが、付着し易くなり水垢を、かえって付き易くしています。生産者は、その目的に合っていれば良く、後で水垢が、ついても知らんぷりです。
(3) 従って、塗装をトータルで考え、板金塗装と違った観点から、出来上がった高品位塗装をいかに守るかを考える業者が、必要です。
(4) ドンテックプロは、その考え方に賛同して集まったグループです。

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  • A.21 コーティングの歴史は?

(1) そもそもコーティングという概念は、34〜35年前に 「パーフェクト」 が初めて3年保証で売り出したのが始まりです。
(2) その当時 と宣伝していました。
(3) その後、「エバーダイヤ」、「エバーシャイン」、「ミング」、「クリーンボーイ」などが初期の段階でした。
(4) 10年程で第一ブームが終わり8〜9年ブランクがあり15年程前より第二次ブームが始まりました。 と名前を変えて登場してきました。
(5) 撥水しない方がいいんだと言う考え方で宣伝し、もっともらしい理屈でした。この考え方は、第一ブームの末期にもあったのですが結局ユーザーには、受け入れられませんでした。
(6) 今のブームは、又、塗装を削って鏡面仕上げすることも魅力となり広まったと考えられます。その考え方も終わりに近づいています。

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  • A.22 いつになってもメンテナンスは、必要?

(1) 汚れ、酸性雨、大気汚染、紫外線が、降ってくる以上、1〜3ヶ月に一度のメンテナンスは欠かせません。
(2) そうすることで、新車時の光沢が、いつまでも保てすぐ取り替える必要がなくなり、大きな節約になります。

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  • A.23 削っては、いけない塗膜の厚さを物に例えると?

(1) 上塗り部分は、普通車で30〜40μ。高級車で50〜60μ。サランラップだと二枚分です。紙だと一枚分の厚さが、33μです。
(2) トータル80μのワンボックス車の塗膜は、写真一枚の厚さでしかありません。◆ こんなに薄い塗装面をきれいになるからと言ってむやみに削っていいのでしょうか。あなたの車は、塗装の性質さえ知っていれば、新車時のきれいさで10年以上長持ちさせられるのです。あなたの大きな財産の節約にもつながります。

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  • A.24 新車の理想的な手入れ方法とは?

(1) メーカーから陸送されてディラーに着き、そこで錆止め剤を落とします。その間、多少のキズは、入ります。又、ノンポリッシュ塗装は、最初ボヤケていてピカーとしたツヤがありません。
(2) 細かいキズと塗装本来の光沢を出すために0.1〜0.5μの肌調整をすることで、バフ目の無い高級感のある車に変身します。
(3) 鏡面に仕上がった後、その最高の塗装を保護し維持するために、レジンで塗膜を安定させます。
(4) この方法で、0.1〜0.5μの厚みが出て、最初の肌調整した0.1〜0.5μをカバーできるのです。
(5) その後は、1〜3ヶ月に一度、メンテナンスしていれば何年も変色せず維持できます。

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  • A.25 すでに汚れがひどく、キズも相当目立つ車は?

(1) ドンテック パッドで処理すればバフ目が消え、もとの輝きに戻ります。
(2) それ以降の処理は、24番の手順通りコーティング処理すれば又、何年でも維持できます。

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  • A.26 コーティング剤は、外国製の方がいいの、日本製の方がいいの?

(1) 断然、日本製の方が、優れているのは当然です。この考え方は、34〜35年前に日本で産声を上げたのです。
(2) 日本の高温多湿の気候が、毎週のように雨を降らせ塗装を傷めている現状から需要があったと思います。
(3) アメリカ、ヨーロッパに原料は、あったのですが、その需要は、少なかったと思います。
(4) 日本の気候、風土でテストしない限り、日本にあった品質は、出来ません。

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  • A.27 今後のコーティングの進化は?

(1) 枝術とパットの向上でバフ目の無い磨きが、主流になります。
(2) 配合技術が、進歩してより長く撥水力が保てるようになります。 ソリッドの白で6ヶ月、メタリックで3ヶ月まで撥水が、持続するシステムとフッ素レジンが、開発されます。
(3) 常温硬化型レジンを塗装の内部から焼く中波赤外線の導入でより硬く、高品位に仕上げるシステムが、開発されます。
(4) 水性塗料の普及でより環境に優しく、人にもやさしい塗装となり薄くて硬い高品位塗装をキズを付けずに磨くシステムが、開発されます。 ◆ 提案 ◆ 自動車出荷の際、場所を決めて膜厚を測定して車検証に記録しておく方法をとれば、むやみに塗装を削ることから防げると思います。

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  • A.28 塗膜の硬さは、簡単に測定できるの?

(1) できます、まず各種のかたさのことなる鉛筆(B,HB,F,H,2H,3H,4H,硬さ順)を用意して先の方を少し丸めておきます。日本では三菱鉛筆のユニが標準測定用鉛筆としてもちいられています。
(2) まず、柔らかい順に鉛筆を手で塗膜上に一定の力でおしつけてすべらせ、鉛筆の跡凹がつかない最大硬度であらわします。測定部分は各パネルごとに目立たない所で2〜3箇所行います。
(3) 硬度は油性塗料で、B〜F、メラミン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料でH、フッ素樹脂、耐スリ塗料、エナメル樹脂塗料で3H〜4H,です。ご自分の車がどのくらいの硬さをもっているか、知ることにより、塗膜に合ったコーティング剤、又は、処理をして効果のあるポリマー加工かを、判断することができます。
(4) 硬さの判別により有効なコーティング剤がわかります、Fの硬さどうし、又は、塗膜の方が柔らかい塗装ならFコーティング剤(アクリル系、ポリエチレン系、)は付きますが、3H以上の硬い塗膜の場合いフッ素レジン系でないと塗膜に付かないことがわかります。 ※シリコン系、カルバナ系は、油脂ですのでただのツヤだしであり雨で油汚れするだけです。酸化は防げても劣化などの保護効果はあまりのぞめないと思われます。

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